人材派遣会社大手5社を徹底比較!項目別にランキングも紹介
人材派遣を利用するうえで、一番の不安要素は「どんな人材が来るか」でしょう。ただ、人材派遣会社を利用するうえで、人材の選定は基本的にできないので、派遣を依頼する側ができることは「少しでも信頼できる派遣会社に依頼する」ということになるでしょう。
そこで当記事では、人材派遣を利用する際に知っておきたい大手5社をご紹介します。大手以外の派遣会社も知っておきたいという方でも、大手の情報はしっかりと把握しておいた方が良いので、当記事で内容を押さえておくことをおすすめします。
目次
- フルキャスト
- スタッフサービス
- マンパワーグループ
- パーソルテンプスタッフ
- リクルートスタッフィング
【企業向け】人材派遣大手5社を徹底比較!
以下では人材派遣の大手5社をご紹介します。ここで言う大手とは、資本金が5億円以上ある企業、または負債額が200億円以上ある会社のことを指します。大手の多くはテレビCMに出たり、様々な場所で広告を出したりしているので知名度が高いです。それゆえに、イメージを崩すような業務をしないことが見込まれるため、安定感を求めているなら大手がおすすめといえるでしょう。
人材派遣会社 | 派遣形態 | 対応エリア | 対応職種 | 登録スタッフ数 |
---|---|---|---|---|
フルキャスト | 登録型派遣 | 全国47都道府県 |
|
700万人以上(グループ全体) |
スタッフサービス | 登録型派遣 | 全国47都道府県 |
|
約113万人 |
マンパワーグループ | 登録型派遣 | 全国47都道府県 |
|
約66万人以上 |
パーソルテンプスタッフ | 登録型派遣 | 全国47都道府県 |
|
約11万人以上 |
リクルートスタッフィング | 登録型派遣 | 24都道府県 |
|
約104万人 |
・テーブルの情報をもとに要約
フルキャスト
フルキャストは取引社数76,000社以上、登録スタッフ700万人超えの大きな人材派遣会社です。製造業のみならず、飲食や物流、事務など幅広く対応しているのが強みで、膨大なスタッフ数も相まって顧客のニーズを十分に満たしてくれる派遣会社です。
時期ごとの需要を見極め、31日以上であれば繁忙期など人手が必要な時期の間のみ必要な人数を集めることを強みとしており、製造業のように業務量にムラがある企業には最適の企業と言えます。
大企業への実績も豊富にあるため、安心して派遣の依頼をできる企業となっています。
派遣形態 | 登録型派遣 |
---|---|
対応エリア | 全国47都道府県 |
対応職種 |
|
登録スタッフ数 | 700万人以上(グループ全体) |
スタッフサービス
スタッフサービスは大手企業への派遣実績も豊富な人材派遣会社で、福利厚生やスキルアップ制度も豊富にあることから、人材の質にも期待できます。ITや介護、製造系に強い人材派遣会社となっているため、これら3つの職種に特化した人材を探しているのであればおすすめと言えます。
派遣形態 | 登録型派遣 |
---|---|
対応エリア | 全国47都道府県 |
対応職種 |
|
登録スタッフ数 | 約113万人 |
マンパワーグループ
マンパワーグループは世界75カ国・地域に2,200のオフィスを持つ人材サービスのグローバルカンパニーです。日本初の人材派遣会社としてスタートした企業で、リクルーティングや人材コンサルティングなど、あらゆる人材サービスを提供しています。
派遣形態 | 登録型派遣 |
---|---|
対応エリア | 全国47都道府県 |
対応職種 |
|
登録スタッフ数 | 66万人以上 |
パーソルテンプスタッフ
パーソルテンプスタッフは、幅広い分野の派遣を取り扱う企業です。全国対応しており、営業系では新規開拓・ルート営業・チャネル営業などの訪問型外勤営業や、電話・メール・WEB会議システムを活用した内勤営業など、アウトサイドセールス・インサイドセールス両方に対応しています。
派遣形態 | 登録型派遣 |
---|---|
対応エリア | 全国47都道府県 |
対応職種 |
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登録スタッフ数 | 11,400人以上 |
リクルートスタッフィング
リクルートスタッフィングはリクルートの関連会社です。事業戦略、経営課題を把握した上で、どう外部人材を活用すればコストパフォーマンスを向上させ、効率的な事業運営が可能になるかを提案してくれる強みがあります。
派遣形態 | 登録型派遣 |
---|---|
対応エリア | 24都道府県 |
対応職種 |
|
登録スタッフ数 | 約104万人 |
【登録スタッフ数別】人材派遣大手5社ランキング
以下では登録スタッフ数の数に応じた大手のランキングをご紹介します。スタッフ数が多い方が、急な依頼にも対応してくれる可能性が高いです。
ランキング | 人材派遣会社 | 登録スタッフ数 |
---|---|---|
1位 | フルキャスト | 700万人以上(グループ全体) |
2位 | スタッフサービス | 約113万人 |
3位 | リクルートスタッフィング | 約104万人 |
4位 | マンパワーグループ | 約66万人以上 |
5位 | パーソルテンプスタッフ | 約11万人 |
登録スタッフ数ではフルキャストが圧倒的な人数を誇っています。スタッフ数が多いということは、それだけ人材の層が厚くなっていることを示しており、加えて大規模な派遣にも対応していることを意味します。
【求人数別】人材派遣大手5社ランキング
以下は、大手派遣会社が公開している求人数(2023年4月時点)に基づいて並べたランキングです。求人数が多いということは、それだけ多くの企業がその派遣会社を利用しているという証明になりますし、求人数が多い方が利用者数も多くなるため、派遣を依頼した際のマッチ確率が高まるでしょう。
ランキング | 人材派遣会社 | 求人数 |
---|---|---|
1位 | スタッフサービス | 17万以上 |
2位 | フルキャスト | 8万以上 |
3位 | マンパワーグループ | 6万以上 |
4位 | リクルートスタッフィング | 8,000件以上 |
5位 | パーソルテンプスタッフ | 未記載 |
求人数の1位はスタッフサービスです。次いで、2位がフルキャストになります。求人数が多いということは、その分だけ対応している案件も多いということになるため、派遣を依頼する際の対応も満足のいく質になる可能性が高いです。
大手人材派遣会社に依頼するメリット
地域に密着した中小規模の派遣会社ではなく、大手の派遣会社に依頼することのメリットは以下の通りです。
【大手人材派遣会社に依頼するメリット】
- 求人数が多い
- 登録者数が多い
- 拠点数が多い
大手人材派遣会社は対応エリアや対応職種の規模が大きいので、取り扱う求人数が多いというメリットがあります。求人数が多いと、登録スタッフが自分に合った仕事を見つけやすくなります。すると、口コミや評判から自然と登録者が増えていくので、企業が求める理想的な人材を派遣してもらえる可能性も上がるでしょう。また、登録者数が多い派遣会社においても、同様のことが言えます。
さらに大手の派遣会社の場合は全国各地に拠点を持っていることが多く、全国に支店のある企業の場合は各地で求人を行う際にもスムーズに対応してもらえます。
大手人材派遣会社に依頼するデメリット
大手の人材派遣会社に依頼すれば、求人数や登録者数が多い、研修システムが整っているなどのメリットを享受できる一方で、注意しなければならないデメリットもあります。
たとえば、登録者数が多いことが強みとして考えられている一方で、それゆえにデメリットにもなり得ることを知っておきましょう。登録者数が多いということは、多くの人に求人を見てもらえる反面、他社との比較をされてしまうことにも繋がるので注意が必要です。他社に比べて条件が良くないと登録スタッフに思われては、応募してもらえる可能性が低くなってしまうかもしれません。
企業におすすめの人材派遣会社の選び方のポイント
以下では人材派遣会社を選ぶ際のポイントをご紹介します。大手の企業以外で派遣会社を探そうか検討している方などは、選ぶポイントを把握しておいた方が自社に最適な企業を見つけやすいです。
【人材派遣会社選びのポイント】
- 職種特化型かどうか
└エンジニアや営業系の人材は、幅広い業種を取り扱っているよりも、その職種に特化している方が比較的優秀な人材が集まりやすいです。マルチに活躍できる人材が重宝されることもありますが、エンジニア等の様に特化したスキルを活かす職種の場合は、マルチに活躍するよりも自社が求めるスキルを有しているかどうかが重要になってきます。
- 登録スタッフ数は豊富か
└当たり前のことですが、登録スタッフ数が豊富ならその分だけ人材を確保できる可能性が高まります。
- 福利厚生や研修制度は充実しているか
└福利厚生や研修制度が充実していると、その派遣会社に長く在籍する可能性が高まるので、安定して人材を確保できます。すでに同じ業務の経験がある人材が派遣される確率も上がるでしょう。
プロの視点で適材適所なスタッフを人材派遣!全国700万人以上の登録スタッフがいるフルキャストホールディングスの人材派遣サービスの詳細はこちら。
まとめ
人材派遣会社をこれから利用しようと考えている方には、大手企業がおすすめです。大手の人材派遣会社なら、求人数や登録者数が多いだけでなく研修システムも充実しているので、スムーズに業務にあたれる人材を派遣してもらいやすいです。どんな人材が派遣されてくるか読めないため、少しでも理想的な人材に来てもらいやすくするには、登録者数の多い大手の派遣会社を利用すると良いかもしれません。
とはいえ、他社との競争率が上がる可能性があることには気を付けないといけません。他社と比較されたときに、自社で「働きたい」と思ってもらえるような条件を提示すると良いでしょう。
実際に派遣会社へ依頼をするときはどうするの?ぜひこちらの記事もご覧ください。
これから人材派遣会社を利用しようと考えている場合は、利用するメリット・デメリットを把握したうえで、慎重に依頼する企業を選びましょう。
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