人材派遣/人材紹介のキホン

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人材紹介とは?派遣との違いや利用するメリット・採用までの流れを説明

人材紹介とは?派遣との違いや利用するメリット・採用までの流れを説明

企業の採用活動で悩みを抱えているのであれば、ひとつの手段として人材紹介を活用してみるのをおすすめします。よく人材派遣と混同されることがありますが、人材紹介は採用の悩みを解決してくれる一助となる可能性があるのです。

本記事では人材紹介の概要と利用するメリット・デメリット、人材紹介サービスの選び方について解説します。

目次

人材紹介とは

企業が人材紹介を利用するメリット

- 初期費用がかからない

- 採用までの工数を削減できる

- 短期間で採用できる

企業が人材紹介を利用するデメリット

- 大量採用では高額な手数料がかかる

- 社内に採用ノウハウが蓄積しにくい

利用する人材紹介サービスの選び方

- 種類から選ぶ

- 紹介実績から選ぶ

まとめ

人材紹介とは

人材紹介とは

人材紹介とは、働き手を求めている企業と転職を希望する個人をマッチングするサービスのことです。人材派遣と混同されがちですが、人材紹介で採用された場合はそのまま直接雇用になるという違いがあります。分かりやすく言えば転職サイトであり、現在多くの人材紹介サービスが立ち上がっています。

基本的に正社員としての採用を目指しているサービスが多いものの、パートやアルバイトでの労働を希望している人も人材紹介サービスで探すことができます。就労形態は雇用先企業によって異なりますが、直接雇用する人材を探したい場合に人材紹介サービスを利用しましょう。

企業が人材紹介を利用するメリット

企業が人材紹介を利用するメリット

企業が人材紹介を利用すると、次のメリットを受けることができます。

  • 初期費用がかからない
  • 採用までの工数を削減できる
  • 短期間で採用できる

それぞれどういった内容なのか、詳しく見ていきましょう。

初期費用がかからない

人材紹介サービスは初期費用がかからない場合がほとんどです。報酬は紹介された人物を採用した際に発生する成果報酬型となっていることが多く、求人の掲載に関しても無料の場合があります。

人材紹介サービスによって異なるものの、支払う報酬は採用した人材が1年間働いたと仮定して支払う給与の30~35%が平均です。最終的に金銭のやり取りは起こるものの、初期費用なしで人材を探せるのが大きなメリットでしょう。

採用までの工数を削減できる

自社で求人広告を出して採用するよりも、人材紹介サービスを利用した方が採用までの工数を削減できるメリットもあります。

自社で採用する場合は説明会や面接、書類審査などやることが多岐に渡ります。人材紹介サービスでは面接と書類審査のみになるため、間に発生していた工数をすべてカットできるのです。

この工数削減によって、従来であれば手が回らなかったコア業務に従事することもできるようになるでしょう。新たな人材採用の施策を打ち出すこともできるため、ぜひ活用したいサービスです。

短期間で採用できる

自社採用よりも短期間で理想の人材を採用できる可能性が高まるのもメリットです。自社採用では目標とする人材にたどり着くまでに途方もない時間がかかる場合もあります。しかし人材紹介サービスには、一定のスキルを持った人材が登録しており、採用の母集団に対して求人を出すことができます。

初めからターゲットが明確になっており、かつその母集団が見える状態なっているため、完全自社採用よりも早く必要とする人材を採用できるでしょう。

企業が人材紹介を利用するデメリット

企業が人材紹介を利用するデメリット

非常にメリットが多い人材紹介サービスですが、一方でデメリットがあることも覚えておきましょう。代表的なデメリットは以下の2つです。

  • 大量採用では高額な手数料がかかる
  • 社内に採用ノウハウが蓄積しにくい

それぞれの原因と対策について解説します。

大量採用では高額な手数料がかかる

大量採用を前提としているのであれば、人材紹介サービスの利用はあまりおすすめできません。人材を採用した際に発生する手数料は1人当たりで算出される方式で、人数が多ければ多いほど手数料の額も膨れ上がります。ヘタをすると自社採用の方が安上がりになることも珍しくありません。

対策としては、絶対に欲しい人材だけを人材紹介サービスで探し、それ以外の緊急性の高くない人材に関しては自社採用を進めるといいでしょう。自社採用に消極的な場合は、人材派遣サービスを併用してみてもよいかもしれません。

社内に採用ノウハウが蓄積しにくい

人材紹介サービスに頼り切りになってしまうと、社内の採用ノウハウが蓄積されないままになってしまい、自社採用の際に使えるノウハウが薄いものになってしまう恐れがあります。

対策は前章と同じく、優先度の低い人材に関しては自社採用を進めることです。採用のルールややり方は年によって大きく変化することもあるため、小規模でも継続的な需要は続けていた方がよいでしょう。

利用する人材紹介サービスの選び方

利用する人材紹介サービスの選び方

ひと口に人材紹介サービスといっても種類が豊富で、どこを選べばいいか悩んでしまうことも珍しくありません。ここでは人材紹介サービスの選び方を詳しく解説します。

種類から選ぶ

人材紹介サービスには、総合型と特化型があります。

総合型はその名の通り、幅広い業種の経験者が登録をしています。専門性の高さという部分では特化型に劣るものの、母集団が多いため一人も紹介されないという事態は防げる可能性が高いタイプです。

一方の特化型は、特定の業種の人材だけで形成されている人材紹介サービスで、専門性の高い人材を紹介して欲しい場合におすすめです。近年需要が高い ITエンジニアなどは、特化型の人材紹介サービスを利用して探すとよいでしょう。

紹介実績から選ぶ

人材紹介サービスの実績から判断するのもありです。実績の確認は人材紹介サービスの公式ホームページにある「企業様向け」などと書かれたページに記載されていることが多くあります。

可能であれば実績の数字だけではなく、事例が豊富な人材紹介サービスから優先的に選ぶようにしましょう。それだけノウハウが積み上がっている証拠でもあり、自社の課題解決につながる可能性が高くなります。

まとめ

人材紹介サービスには、メリットとデメリットの両方があります。自社採用と天秤にかけ、メリットが大きいと感じたら、ぜひ人材紹介サービスを活用してみましょう。活用する場合は種類や紹介実績から利用先を選定することで、より確度の高い人材に出会える可能性が高くなります。

フルキャストでも人材紹介サービスを行っています。豊富な導入事例があり、御社が抱えている課題を解決できた先例が見つかるかもしれません。また人材派遣も可能なため、人材不足に悩んでいるのであれば、一度フルキャストに問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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