大手人材紹介会社7選!企業が利用する際の選び方やメリット・デメリットも解説
人材紹介会社を利用して、採用担当者の負担や採用コストの削減を図りたいと考えている企業は多いのではないでしょうか。
しかし、人材紹介会社は多数あり、大手と呼ばれる会社もさまざまあります。そのため、どの人材会社が良いのか迷っている企業もあるでしょう。
この記事では、おすすめの大手人材紹介会社7社を紹介するほか、企業が人材紹介会社を利用するときの選び方、メリット・デメリットも解説します。
人材会社の活用を検討している企業は、ぜひ参考にしてください。
目次
- フルキャスト
- マイナビエージェント
- アデコ
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- エン エージェント
- 登録者の数・属性と過去の取引実績
- 自社の業種に対する専門性
- トラブルが生じたときのサポート・補償内容
- 親身に相談できる担当者がいるか
おすすめの大手人材紹介会社7社
大手人材紹介会社といってもさまざまあり、特徴が異なります。以下では、おすすめの大手人材紹介会社を7社紹介するので、自社に最適な人材紹介会社を見つけてください。
フルキャスト
当社は、グループ会社全体で全国に約834万人※の登録スタッフを持つ人材派遣・人材紹介サービスです。最短前日の人材紹介が可能なほか、短期・長期問わずどちらでも対応ができます。
登録人数が多いため、豊富な求職者の中から興味のある人材に出会えることが最大の強みです。多種多様な業種・業界のニーズに対応しています。
運営会社 | フルキャストホールディングス |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | 約834万人※ |
企業向けページ | https://www.fullcast.co.jp/business/ |
※㈱フルキャスト、㈱トップスポット、㈱フルキャストアドバンス、㈱ワークアンドスマイル、㈱フルキャストポーター㈱、フルキャストシニアワークス、㈱フルキャストグローバルの登録スタッフ数を単純合算
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、34歳までの登録者が8割以上を占める人材紹介サービスです。
完全報酬型のため、人材の採用に至るまでコストがかからず、採用までは業界に精通した専任のスタッフがサポートします。
マイナビグループ全体の採用リソースを用いており、経験豊富な専任のスタッフが、その企業に最適な人材を紹介してくれるため、安心感の高さが魅力です。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | – |
企業向けページ | https://mynavi-agent.jp/employer/ |
出典:マイナビエージェント
doda人材紹介サービス
doda人材紹介サービスは、専門性の高い利用者構成で多様な求人ニーズに対応している人材紹介サービスです。
30代前半までの登録者数が約75%を占めているため、専門性の高い若手や中堅層を求める企業に向いているといえるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | 約840万人 |
企業向けページ | https://www.saiyo-doda.jp/service/recruitment |
出典:doda
アデコ
人材派遣大手のアデコでは、人材派遣で培ったノウハウを活かした人材紹介サービスも展開しています。派遣事業との連携により、母集団形成を効率的におこなえる点が大きな魅力です。
また、担当者と自社の事業やビジョンを深く話しあった上で、アデコが厳選した人材を紹介してもらえるため、希望する人材を見つけやすいでしょう。
運営会社 | アデコ株式会社 |
公開求人数 | 9,000件以上(2024年3月時点) |
登録者数 | 3万7,200人(所属する全ての雇用形態の従業員の合計) |
企業向けページ | https://www.adecco.co.jp/client/service/perm |
出典:アデコ
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、多くの登録者を有しており、幅広い業種・業界に対応しています。年間決定数約6万9,000名の実績を有しているほか、中小企業から大企業まで幅広い導入実績がある点も魅力です。
また、創業以来、長年にわたり蓄積したノウハウを活かし、人材の採用に向けて手厚くサポートしてくれます。完全成果報酬型のため、初期コストがかからない点もうれしいポイントでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | 年間130万人以上 |
企業向けページ | https://www.r-agent.com/business?fr=cl_csgnav_lplink |
出典:リクルートエージェント
パソナキャリア
パソナキャリアは、全国47都道府県にネットワークを持つ人材紹介会社です。約500名のコンサルタントが在籍しており、手厚いサポートを受けることが可能です。
また、通常の人材紹介にプラスして活用できる採用支援サービスが充実していることも大きな特徴です。コンサルタントによるサポートと採用支援サービスによって、スピーディな人材採用が期待できるでしょう。
運営会社 | 株式会社パソナ |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | 月間1万人以上 |
企業向けページ | https://www.pasona.co.jp/clients/service/js/ |
出典:パソナキャリア
エン エージェント
エン エージェントは、大手転職サイト「エン転職」を運営するエン・ジャパンが提供している人材紹介サービスです。
総会員数1,000万人以上の日本最大級の人材データベースを有するエン・ジャパンですが、会員は年収600万円以上のミドルクラスが中心となっており、若手から管理職、エグゼクティブまで、幅広い人材を紹介してもらうことができます。
また、採用した人材の入社後も継続的なサポートを受けられるため、人材の定着につながることが期待できる点も大きな魅力でしょう。
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
対応エリア | 全国 |
登録者数 | 総会員数1,000万人以上 |
企業向けページ | https://enagent.com/company/ |
出典:エンエージェント
人材紹介会社を選ぶときのポイント
人材紹介会社を利用したからといって、必ずしも自社が希望する人材を採用できるとは限りません。希望する人材を確保するためには、契約する人材紹介会社の選び方が大切です。
以下では、企業が人材紹介会社を選ぶときに確認しておきたいポイントを紹介します。
登録者の数・属性と過去の取引実績
人材紹介会社によって、登録者数は異なります。登録者数が多いということは、それだけ採用候補の人材が多くなるため、人材紹介会社を選ぶときは、登録者数を確認することが大切です。
加えて、登録者の属性も確認しておくことで、人材紹介会社に登録している求職者のイメージが掴みやすくなるでしょう。
また、人材紹介会社の取引実績は、人材紹介サービスの信頼の高さを示す指標になります。人材紹介会社の利用は、人材を採用してこそ意味があるため、取引実績はしっかりと確認しましょう。
自社の業種に対する専門性
人材紹介会社によっては不得意とする分野もあるため、自社にあう人材を紹介されないことも考えられます。
そのため、人材紹介会社を選ぶときは、その人材紹介会社に自社の業種に対する深い知見があることも大切です。
人材紹介会社には、総合型と専門特化型があり、基本的に大手は総合型です。業種・職種によっては専門特化型が向いていることもあるため、自社にとってどちらがあっているかを見極める必要があるでしょう。
たとえば、IT関係など数より質を求める場合は、専門特化型の人材紹介会社を利用することがおすすめです。
トラブルが生じたときのサポート・補償内容
人材の採用まで至った場合でも、早期退職などが生じることもあるため、人材紹介会社を選ぶときは、トラブルが生じた場合のサポート体制や補償内容を確認しておくことも大切です。
基本的に早期退職に関しては、保証期間を設けている人材紹介会社も多いですが、期間や返金手数料などは、人材紹介会社によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
親身に相談できる担当者がいるか
人材紹介会社を選ぶときは、担当者がとても重要です。業界に精通していることはもちろん、自社の社風や提示した採用要件を的確に理解してくれる担当者であれば、安心して採用を任せることができます。
また、人材紹介会社を利用する場合は、担当者との相性や相談のしやすさも考慮することがおすすめです。親身に相談できる担当者であるほど、自社が希望する人材の採用につながるでしょう。
人材紹介会社を利用するメリット
企業が人材紹介会社を利用するおもなメリットは、以下のとおりです。
- 成功報酬型が多く初期費用がかからない
- 採用担当者の負担・採用コストを軽減できる
- 非公開求人の募集が可能
人材紹介会社は、成功報酬型が多いため、実際に採用するまで費用が発生することがなく、人材採用のための初期費用をおさえることが可能です。
また、人材紹介会社側で人材を選定するため、自社での採用負担・採用コストをおさえることもできます。
更に、人材紹介会社を利用すれば、非公開での求人募集が可能です。求人の情報流出を避けることができるため、競合他社に自社の動向を知られることもありません。
人材紹介会社を利用するデメリット
企業が人材紹介会社を利用するおもなデメリットは、以下のとおりです。
- 必ず採用できるわけではない
- 自社に人材採用のノウハウが蓄積されづらい
- 1人の採用に対するコストは割高になる傾向がある
人材紹介会社を利用したからといって、必ず人材が見つかるわけではないため、採用できない可能性があることを覚えておきましょう。人材の採用要件を絞り込み過ぎてしまうと、母集団が集まらないことも考えられるので、注意が必要です。
また、人材紹介会社を利用することで人材採用のノウハウが自社に蓄積されない傾向もあります。
事業を継続するうえで人材採用は必須です。長期的視点で考えたときに、人材紹介会社の利用が障害となる可能性もあるため、自社でも人材採用のノウハウを蓄積できるように工夫する必要があるでしょう。
なお、人材紹介会社の利用は、人材採用にかかるコストの無駄を省けるものの、一般的に1人に対する採用コスト自体は割高になります。
ほとんどの人材紹介会社では、届出制手数料を採用しており、一般的に、労働者の月次給与の12ヵ月分と交通費以外の諸手当、報奨金などを合計した理論年収の30%~35%の手数料がかかります。
人材紹介会社の手数料を詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
まとめ
人材紹介会社を利用して希望する人材を獲得するためには、選ぶ際のポイントを理解しておくことが大切です。
とくに、担当者は自社と人材紹介会社の仲介的な役割となるため、信頼できる担当者がいる人材紹介会社を利用すると良いでしょう。
大手人材紹介会社といっても多数あるため、利用する人材紹介会社を迷っている方は、記事内で紹介した内容を参考にして、自社に最適な人材紹介会社を選択してください。
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