アルバイトの紹介でおすすめの人材紹介会社5選｜利用するメリット・デメリットも

人材紹介会社にアルバイトを紹介してもらうメリット

人材紹介会社を通してアルバイトを紹介してもらう場合、次のようなメリットがあります。

• 採用までのリードタイムが短い
• 採用活動・コストの削減
• 希望人材が見つかりやすい

採用までのリードタイムが短い

自社で募集活動をする場合は応募が来るまで待つ必要がありますが、人材紹介会社では登録人材の中から条件に合う人をピックアップ。求人申込をしてからすぐに探し始めるため、自社雇用よりも採用のリードタイムがグッと短くなります。

採用活動の工数・コストの削減

人材紹介会社が人材の選定・紹介をしてくれるので、自社における採用活動の工数を削減できます。また人材紹介会社は成果報酬型なので、紹介した人材の入社が決まるまで費用はかかりません。

希望人材が見つかりやすい

人材紹介会社では希望する条件に応じて最適な人材を探してくれます。自社でアルバイトを募集する際も求人情報を掲載する媒体に応募条件を記載することはできますが、人材紹介会社ではさらに細かな希望を出すことも可能。求人情報媒体よりもさらに確度高く、希望条件に合う人材に出会えます。

人材紹介会社にアルバイトを紹介してもらうデメリット

人材紹介会社にアルバイトを紹介してもらう場合、次のようなデメリットも発生します。

• 成功報酬により採用コストが高くなることも
• 自社に採用ノウハウが蓄積されない

成功報酬により採用コストが高くなることも

人材紹介会社の利用は初期費用はかかりませんが、人材が入社したら成功報酬が発生します。

一方、求人情報誌や求人サイトで募集をかける際は、応募が来ても来なくても掲載料が発生。応募が来たとしても採用に至るかはわかりません。ある種の賭けのような側面があるため、成果報酬型の人材紹介会社の方が安心感はあるでしょう。

自社に採用ノウハウが蓄積されない

人材紹介会社が人材の選定・紹介をしてくれるのはメリットでもありますが、自社に採用ノウハウが蓄積しないという点ではデメリットにもなりえます。そのため、今後自社でアルバイトの採用活動を行う際にはどの媒体が効果的なのか、自社がアルバイトに求める人材に響きやすい求人原稿などを一から手探りすることになるでしょう。

ただし、人手が欲しいタイミングまでに時間がない場合はやはり人材紹介が便利です。そのため、将来的に自社で採用活動をする予定があり、時間的にも人事のリソース的にも余裕がある場合は、自社で採用活動を行い、時間とリソースが足りない場合は人材紹介会社に依頼するといった使い分けもおすすめです。

人材紹介会社を選ぶ際に注意すること

人材紹介会社を選ぶ際には次のポイントをチェックしておきましょう。

• 登録型かサーチ型か
• 実績・口コミ
• 営業担当者との相性
• 契約内容・費用

登録型かサーチ型か

人材紹介会社には大きく分けて「登録型」と「サーチ型」があります。両者の違いは次のとおりです。

• 登録型：人材紹介会社にすでに登録されている人材から適正な人材を探して紹介
• サーチ型：お客様の要望に沿った人材を探して紹介（ヘッドハンティング）

アルバイトの場合は、登録型で依頼することになるはずです。登録型にはさらに「総合タイプ」と「専門タイプ」があり、専門タイプであればIT・WEB、アパレル、ベンチャーなど業界や業態に特化した人材が登録。母数は少なくなりますが、条件に合った人材に出会える可能性が高まります。

実績・口コミ

過去にどういった人材を紹介した実績を持つのかを確認することによって、自社が求める人材が見つかるかの判断がしやすくなります。また、利用者側の口コミを確認することで、ミスマッチの度合いも図れるでしょう。特にアルバイトを長期で雇用したいと考えている場合には、チェックしておきたいポイントです。

さらに勤務地が遠方になる場合は、全国展開しているかどうかの確認も必要です。

営業担当者との相性

人材紹介会社を使った採用は、営業担当者との話し合いにより成否が分かれるといっても過言ではありません。営業担当者との相性が悪く、コミュニケーションがうまくいかないと、希望条件から逸れた人材を紹介される可能性が高くなります。そのため、相性はもちろん話しやすさや熱心さなど、営業担当者の態度も合わせて確認しておきましょう。

また、営業担当者としても熱意を持って伝えてくれる企業を優先しようという気持ちになります。条件を伝えて終わりではなく、企業側もこまめにコミュニケーションを取る姿勢が大切です。

契約内容・費用

サービスの内容によっても費用感は変わります。場合によっては自社採用するよりもコスパが悪くなるので、契約する前に見積もりを取って、契約内容と費用は必ず確認しておきましょう。

日々紹介のバイトと日雇い派遣の違いに関するこちらの記事もご覧ください。

アルバイト紹介でおすすめの人材紹介会社5選

アルバイトの紹介でおすすめの人材紹介会社は次の5社です。

• フルキャストホールディングス
• 株式会社シスプロ
• マイナビ アルバイト紹介
• 株式会社エスプールヒューマンソリューションズ
• 株式会社 ファクト

次項より各社の特徴を見ていきましょう。

【実績・人材数・拠点数なら】フルキャストホールディングス

引用元：株式会社フルキャストホールディングス

1998年から事業を開始しているフルキャストホールディングスは、人材派遣・アルバイト紹介の最大手企業です。拠点数は全国198 箇所、登録スタッフ数はグループ会社を含めて 77万人と業界No.1を誇ります。実績においても約680 ／年間と多いため、求めている希望人材と類似の人材紹介実績がきっと見つかります。

また、物流・倉庫から事務・オフィス、飲食、農業までさまざまな業種に対応しているのもフルキャストの強み。さらに外国人からシニアまで幅広い人材層を抱えているので、希望に沿った人材が見つかること間違いなしです。

【仕組み化による負担軽減なら】株式会社シスプロ

引用元：株式会社シスプロ

株式会社シスプロでは、ICT（情報通信技術）と仕組み化を用いて、徹底的に「低コスト」「高クオリティ」「高対応力」を実現しています。独自の仕組みにより、スタッフの評価を見える化しており、高評価スタッフとのマッチング率を強化。依頼からマッチング、労務管理、契約書・請求書の作成をオンライン化することで無駄なコストを省きます。

また、オンライン登録により全国各地での対応可能。位置情報を活用することでマッチング力の強化も図っています。

【ブランドによる安心力なら】マイナビ アルバイト紹介

引用元：株式会社マイナビ

転職・就職、人材派遣などを展開する大手リクルート企業である株式会社マイナビは、2021年にアルバイト紹介も開始。2007年より運営している求人サイト「マイナビバイト」で得た知見と経験を活かして企業と求職者の最適なマッチングをサポートします。

サービス自体はまだ若く、公開されていませんが実績も多くはないでしょう。しかし、マイナビバイトでの求人取り扱い数は15万件、人材派遣業は1997年からと歴史のある企業なので安心して依頼できるでしょう。

【若年層・未経験採用なら】株式会社エスプールヒューマンソリューションズ

引用元：株式会社 エスプールヒューマンソリューションズ

株式会社エスプールヒューマンソリューションズは若年層や未経験を積極的に紹介することで、高い採用率を誇っています。業種はオフィスワークや店頭販売・接客ワークがメイン。介護施設や病院のケアスタッフ、介護士、看護師などの紹介にも対応しています。

また、エスプール社員が常駐するグループ型の派遣も可能。派遣スタッフの教育、育成サポートや運営管理もまとめて依頼したい企業におすすめです。

【イベント・パチンコ・飲食業なら】ハピアド

引用元：株式会社ファクト

イベントやパチンコ・飲食でアルバイトを探している場合は、株式会社ファクトがおすすめです。初期費用が無料なのはもちろん、業界ではじめて紹介日から30日以内に退職した場合には請求なしの独自保証を打ち出しています。

また、導入事例からは「スタッフ全員のレベルが高い」「経験豊富なスタッフが在籍」「応対に感動」といった声が記載。スタッフの品質に期待が持てる人材紹介会社です。

人材紹介会社を利用したアルバイト雇用の事例

月に2～3回、大型イベントを開催しているE社では、自社社員だけでは運営をまかないきれないことに課題を感じていました。しかし、固定のアルバイトを雇ってしまうと、今度はイベント時以外に無駄な人件費が発生。遠方開催の際は正社員を派遣していましたが、交通費・宿泊費が嵩み頭の痛い状況でした。

そこで、地方での採用にも強い人材紹介会社にアルバイトを紹介してもらうことを決意。短期間で大人数の採用に成功し、同日、複数のイベント会場に必要な人数の確保ができました。これにより正社員の出張にかかる交通費・宿泊費の削減にも成功。繁閑の差に柔軟に対応できる人材紹介サービスを利用して良かったと実感しているそうです。

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まとめ

多様性が叫ばれる昨今では、アルバイトといえど人材の採用ハードルが上がってきています。自社採用だと「応募者が来ない」「応募者数の割に採用コストが高くついた」ということになりかねません。コストの無駄を省くためにも成果報酬型の人材紹介会社を積極的に利用してみてはいかがでしょうか。